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第6回AGI汎用人工知能討論会 ー 春のChatGPT大意見交換会 いきなりこれもうAGI? ー
もう遅い?いや、みんな使い込んだ今だからできる話し合いもあるはず。やっぱりやるしかないでしょ!
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観覧参加枠 Free
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参加者への情報 |
(参加者と発表者のみに公開されます)
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Description
***** いよいよ大変なことになってきました!!! *****
ここ10年近く続いている第3次AIブーム。それでも大半の市民からは、「こんなのどこがAIなの?」「ほんとのAIなんてできるわけないっしょ。」「できてもまだ20~30年先じゃないの?」と言われていた中、去年の暮にいきなり出てきましたChatGPT!全世界が「なんじゃこりゃあああ!!!」との驚きとともに、とうとうみんなが「ガチな人工知能」の現実的な出現を認め、受け入れ始めているようです。これはインターネット以来の大発明とも言われ、まさしく情報技術のブレイクスルーであり、ゲームチェンジャーであり、全世界の国家・財界も巻き込んだ大競争時代の幕開けが予感され、本当にこの技術によって世界が変わるとまで言われています。
かねてよりAGIの実現を想定して議論を重ねてきた当AGI草の根討論会でもこれはやはり触れざるを得ません。しかしChatGPTについては一般に公開され利用できるものの、その具体的な技術的構成や学習手法などについては断片的にしか公開されておらず、その存在自体を技術的にどう解釈したらよいか苦慮している向きも多い状況です。社会的な影響や課題などはテレビの報道番組等にお任せして、今回は本AGI討論会ならではの工学的かつ哲学的かつギークな視点でChatGPTについて徹底討論できればと考えます。具体的な論点としては現在以下のものを予定しています。
◎ChatGPTについて現在分かっていること
・一般的なこと:概略情報
・ChatGPTができること:質問に対する回答、文章生成、プログラムコード生成、(画像「解釈」?-マルチモーダル展開?)
・ChatGPTができないこと、苦手なこと
・プロンプトエンジニアリングの解釈
・技術的なこと:ベクトル特徴量空間、Attention、Transformer(Decoder)、GPT-X、LLM、スケール則、等
・知財的なこと
◎ChatGPTってすでにAGI?
・ChatGPTは意味理解ができているのか?:この技術の本当の意味でのブレイクポイントはこれではないか?
・ChatGPTは思考ができているのか?
・ChatGPTは意思・意識・自我を持っているのか?:ChatGPTに心理テストを出してみたら・・・
・人間との違い:AGIの在り方
◎GPT-Xの今後の応用展開の可能性
・身体制御(ロボット制御、自動運転制御)への応用の可能性
◎その他、持ち寄ったテーマでフリートーク(AGI、生成系AIの範疇であれば脱線も許容)
今回はChatGPTについての詳細な技術内容の検討というよりも、これまでの使用感に基づく考察や情報を交換できる場になればと考えております。こんなことができたよ、あったよ、の報告でも構いません。
果たしてOpenAIはこのままベクトル数理解析ベースでAGIの実現を達成できるのか?!!!
なお、これまでの月末最終火曜日と異なり、今回に限り月始め第1火曜日の開催となりますのでご注意ください。
***** 本AGI討論会シリーズの開催趣旨説明 *****
回帰分析器、多クラス分類器としてのニューラルネットワーク(ディープラーニング)と、それを用いたAI応用技術については今般研究開発が盛んではありますが、その先の汎用型AI研究についてはまだまだ民生的に根付いた議論の場さえ少ないのが現状です。そこで少人数ながらも興味を持つ一般の方たちのための最初の入り口となる草の根討論の場を設けたいと考えました。
本AGI討論会イベントにおいて議論する対象の「AGI汎用人工知能」とは、特化型AIに対して汎用性を有するもの以上に知的処理までもが可能ないわゆる「強いAI」を指すものとし、その実現に必要な機能や構成について工学的な観点でまったりと(しかしそこそこ本気で)話し合うことができればと思います。
この分野はまだ世界中の誰一人として正解と言えるものを見出せておらず、権威も何もない状態です。誰が何を言ってもそれがウソかホントか、何が正しくて何が間違っているかなど他人が断言できないように考えます。難解な数学・数理アルゴリズム・データサイエンスで説明する必要性も全くありません(簡単な哲学は入れざるを得ないと思います)。AGIの実現可能性自体の検討、研究開発することの意義や倫理的な問題も含め、遠慮なく自由闊達な意見交換ができればと。
最低限ディープラーニングについての一通りのお話しが分かれば十分です。かの有名技術開発企業の創業者が言われた「技術議論はワイガヤがいい(ワイワイガヤガヤ議論する方がいい)」との言葉どおりにメンバー間での遠慮や気兼ねのない自由な討論スタイルを考えています。おやつでもつまみながらお気軽な参加をどうぞ。ただし、イベントメンバー間での完全な守秘義務の設定が難しいため発言される内容についてはその点についてご留意下さい。
主催者自身も独自発案の「意味表象モデルデータ」をベースとしたニューロコンピューティング原理について既に特許出願しており(国際公開WO 2022/030506)、本イベントでも本原理に関する提言と説明を適宜行う予定です。(事前参考資料は FBページ【合同会社石井技術開発研究所(ICI技研)】 https://www.facebook.com/icigiken1 まで)
プライバシーに配慮し、開催時における各参加者ご自身のカメラ撮影の有無又はアバター撮影はご自由ですが、討論参加者が発言される際には円滑な進行を考慮してマイクを介した音声(スクランブルも許容)での発言をお願いします。
なお、イベント運営に不備がありましたら遠慮なくご指摘頂けますと幸いです。
***** お知らせ *****
第5回AGI討論会につきましては、主催側の準備不足のため先月末の開催当日に中止とさせて頂き現在もなおペンディング状態となっておりますが、近日中には独壇セミナー動画の形態でYoutube配信する予定でいます。はっきり言ってぐずぐずな状況で本当に申し訳ありませんが、とりあえず現在のChatGPTに関する社会的な影響や状況を鑑みて第6回の意見交換会の予定を先に公開させて頂きました。ご了承下さい。
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